美味しい棚田米をつくるぞ12

7月20日 晴れ
明らかに稲の生育が遅れている田が3枚。
2枚は水が充分に入るのだが、そのために除草剤が流れてしまい、コナギというミズアオイの一種が一面にはびこってしまった。もう一枚は逆に水が足らなく、除草剤がまったく効かず、ヒエが生えてしまった。雑草が栄養をとってしまい、稲の生育を阻害している。
コナギが生えてしまった田には、バサグランというナトリウム塩をまく。刈り取りはいまから60日以上だから、残留の心配はない。写真はコナギが水面を覆っている田。
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ヒエが生えた田は、薬ではなく、どこまで人力で取り除けるか実験をすることにした。昨年小さな田を一枚、完全にヒエにやられて収穫をあきらめた。今回ヒエが生えた田は実は、昨年刈り取りのあとの藁を山積みのまま放置しておき、結果藁は充分に腐らず、堆肥にもならなかった。逆にアンモニアのような臭気が発生しており、泥に悪影響を及ぼしている可能性がある。今年は稲作を中止しようかと迷った。いわば実験の水田である。それでも米は出来るのか、それはどんな不味い米なのか。成長して稲と区別がつきずらいヒエをひとつひとつ抜く作業は過酷だが、ペナルティのようなもの。しかし今年稲作を諦めるつもりはない。少なくとも来年は水田として使いたいから。田を耕作放棄して荒らすことの辛さはもういやだ。とにかく諦めない。写真がそのヒエでやられている田。
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農薬をもうひとつ。イナゴが発生し、幼虫が葉を食い荒らしている。薬はミスタージョーカー。ちょうど1年前に撒いている。写真3はイナゴに葉を食い荒らされている稲。写真4の噴霧器を背負って、粉状の薬を散布する。便利だが、これを背負って、泥のなかを歩くのはけっこうハード。
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次は穂肥えのタイミングだ。昨年も7月22日に検討している。耕作している12枚の田はそれぞれ生育がまちまち。それぞれの育ち具合をつぶさに調べる良いチャンスだ。
朝、草刈りなどで棚田を廻ると、正平さんに会う。畔を歩いて、稲の育ち具合や水の状態を見ている。薬や肥料はもう、息子の正人さんにまかせているというが、毎朝自分の田を見て回る姿は尊敬できる。この名もない農民の努力が米作りを支えてきた。

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